パソコン教室開業-パソコンインストラクターのお仕事
パソコンインストラクターの仕事ってどんなことをするの?
インストラクターのお仕事はインストラクションとデモンストレーションの2つがあります。
① コンピュータを使うユーザーに対して講習会や個別指導で操作や利用方法を指導する
例えば、パソコンの電源の入れ方から、インターネットの使い方、WordやExcelなどのOffice製品や、IllustratorやPhotoshop等Adobe製品の操作方法、あらゆるソフトの使い方や、プログラミングといった言語も教える場合もあります。
また、パソコンに限らず、スマートフォンやタブレットなどの操作方法も教えることがあります。
② 新しい機器やソフトウェアを導入する際、その商品の利用方法を実演する
何をしたいかによって目的に合わせたパソコンを一緒に選んであげることも手伝ってあげます。
クリエーターとしての仕事がしたいのでしたら使用ユーザーが多いMacOSを進めたり、ビジネス文書や表計算などが主な仕事であれば、企業の大半が利用しているWindowsを使用するのが良いですよね。
もちろんパソコンだけではなく、スマートフォンもなにをつかっていいか悩むユーザーが多いので、どんなものなのかを調べてアドバイスしてあげるのもインストラクターのお仕事と言えます。
つまり、パソコンを購入する前と購入した後の両方をサポートするのがお仕事です!
パソコンインストラクターに必要な3つのスキル
「パソコンが好き」「パソコンのスキルはある!!」だけでインストラクターになれるわけではありません。
パソコンインストラクターは3つのスキルが必要になります。
1: プレゼンテーションスキル
パソコンインストラクターは、大前提として「人の前で話す」ことがお仕事です。しかし人前で話すだけではなく、理解してもらうことが必要になります。さらに相手に理解してもらって、その内容をできるようにするのもプレゼンテーションスキルになります。
2: インストラクションスキル
正しく情報を伝えるだけなら、本を読めば十分です。でもそれ以上に、私たちは受講生を、できるまでサポートする必要があります。そこで、受講生の興味を引き、相手のレベルやスキルに合わせて指導内容を変える力が必要になります。それがインストラクションスキルです。
3: ファシリテーションスキル
ファシリテーションスキルは、授業をスムーズに進行させるといった能力です。
授業に参加してもらうための雰囲気づくりもインストラクター次第です。
また、インストラクターが一方通行に話す授業では、相手が本当に理解しているかわかりません。
質問しやすい雰囲気や受講生からの質問に効果的に答えることで多くの受講生のできるまでをサポートします。
インストラクターになるために必要な資格
パソコンを指導するために特に資格は必須ではありません。 ただし、資格があるとコンピュータやソフトウエアについての知識を証明することができるため、就職などに役立つこともあります。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフト社が認定する、ExcelやWordなどソフトウエア製品の活用スキルを証明できる資格で、世界的に行われている資格試験です。
WordとExcelには、一般レベルと上級レベル(エキスパート)の2レベルが用意されています。Word・Excelのほか、PowerPoint、Access、Outlookの5科目です。
インストラクターのお仕事場所
企業向け研修
企業研修は企業に出向いて操作指導を行います。新入社員研修はもちろん、社員向けの研修などがあります。
新入社員研修はビジネスで必要となるビジネス文書や表作成、プレゼン資料などの作り方など主に操作を覚えてもらうような内容です。
既存社員向けはスキルアップ研修などを実施します。現在抱えている問題を解決するために必要なスキルは何か、ヒヤリングをもとに研修を実施します。
パソコン教室
街のパソコン教室で操作指導を行います。街のパソコン教室は、子供からシニアまで、幅広い年齢層の方が通っていただけます。
ほとんどパソコンを触ったことがないような人にも理解できるよう、専門用語を簡単な言い回しに換えたりする気遣いが必要だったり、何が分からないのかが分からない、といった受講者のための個別カウンセリングが主なお仕事になります。
1名で複数名の受講生を対応することが多く、最近ではオンデマンド教材を使って個別指導をするのが一般的です。
パソコン教室の開業・起業・独立・フランチャイズの成功バイブル